別荘というとどんなイメージがありますか?「お金持ちのもの」、「自分には縁のない邸宅」、「うらやましい高嶺の花」…。そんな声が聞こえてきそうです。でも、最近の別荘事情はこれまでのようなイメージとはちょっとちがうところがあるのはご存知でしたか。 実はあの未曾有の東日本大震災以降、第二の避難先としてつまりシェルターとして所有し始める中間層が増えてきているそうなんです。従来の富裕層の保養や道楽といった利用価値とはまた違った別荘の価値が生まれてきているんですね。そのようなトレンドに伴って、これまではどちらかというとニッチであまり注目されていなかった中古別荘市場もにわかに活況を呈してきています。 さらには昨今の「シェアブーム」も相まって気が置けない友人や仲間と別荘を手頃な物件として共同購入する若年層も出始めてきているようです。 又、コロナ禍で、別荘に避難しリモートやテレワークが始まり、その居心地の良さにそのまま定住する人たち、さらには日本の観光やレジャー、又治安の良さに魅力を感じているアジア圏や中東の富裕層などからの問い合わせも、間違いなく、増加傾向にあるようです。このように一見、地味なようでいて実は投資対象としても今がお買い得、なかなか魅力的でおもしろい中古別荘市場。そんな中古別荘事情をちょっと覗いていってみませんか。 |