田舎への移住・田舎暮らしで失敗したくないために、おさえて置きたい5つのポイントとは!

ネット環境が整い、リモートワークとネットショッピングが現代の代名詞となり便利な世の中になりました。

今や、人が住む場所を選ばず、都会の狭いうさぎ小屋生活から、自然豊かな地方の海沿いや里山の大きな畑付き一軒家で、定年後の人生を送ったり、理想の子育て環境を整えたりと、地方移住で第二の人生を歩む人達が増えています。  

又、国も、地方自治体も、人口減少の切り札として、移住定住支援を強くアピールしてそのサイトの充実度は驚くほどです。 

各種補助金、先住移住者のアドバイザー、など、移住のハードルが明らかに低くなっています。 

しかし、都会から地方へ生活基盤を替える時は、予期しないことにぶち当たります。 移住後、期待外れに終わらないように、移住する前からの注意点・おさえておきたいポイントを伝えます。

✅地方・田舎への移住・田舎暮らしで失敗したくないために、おさえて置きたい5つのポイントとは!

①人生を共にする家族とは移住の目的と場所については十分な話し合いをする。

物件、特に土地の立地選びは最重要!  現地人に過去の災害状況を確認。

移住先の人間関係に馴染むためには、まずは挨拶から

多少の生活の不便さには、創意工夫で乗り切ろう。 

田舎は車が必須で複数台もちで出費が多いが、意外と多方面で節約出来るので心配無用。

都会ほど仕事は選べないが、探せば必ず妥協できる仕事が見つかる。 

 それでは、これらのポイントを深掘りしていきましょう。 

●①人生を共にする家族とは移住の目的と場所については十分な話し合いをする。

 

憧れの田舎暮らし、地方移住、狭い都会のうさぎ小屋の生活から、自然の中でのゆったりと満ち足りた生活に胸踊りますよね。 

しかも、単独、もしくは+愛するペットと共に移住するなら誰にも遠慮は要りません。 

自分ひとりの価値観で突き進んで理想の田舎暮らしを初めてください。

しかし、家族で移住する場合は勝手が違います。

まずは、夫婦でお互いにその移住地と目的に合意していることが必須ではないでしょうか? 

旦那さんが海釣りが好きで海岸沿いへ移住を希望していても奥さんがNoと言えば、その地域への移住は困難です。 

それでも、旦那さんだけでも、強行して単独移住・週末移住とかしてしまった場合、二重生活でお金はかかるし、最悪、離婚されてしまったという話もあります。 

それを避けたいのなら、お互いに納得いくように妥協点を見つけ移住地を決めましょう。 

又、移住の目的も総じて、子供がいる場合は、奥さんは、都会で失われた家族の時間を、田舎で沢山持つことを第一目的に望むと思います。

しかし、旦那さんが趣味の釣りばかりして、家事に協力的で無ければ、今までとなんら変わらず、新しい生活が期待外れになり、奥さんの不満は尽きません。  

事前に、移住の目的を明確に話し合えば、夫婦+他の家族全員で新しい土地での暮らしが充実するに違いありません。  

田舎暮らしを始めるにあたって、まず問題になることは何でしょう? ←こちらも同様にチェックして再認識してくださいね!

●②物件、特に土地の立地選びは最重要!  現地人に過去の災害状況を確認。

 

田舎に限ったことではないのですが、不動産購入は人生そう何度も有るわけでは無いし、高い買い物なので、慎重に選ぶべきです。

良い物件の選び方とは、まずはその土地のハザードマップ(自治体発行)を参照に、土地の基盤がしっかりしていること。 

家の価格が相場であるのが望ましいのですが、明らかに相場よりも格安の場合は、訳ありかもしれません。 

移住する前に、物件選び、物件内見、調査は最低1年くらいは時間をかけてください。 

疑問点は、仲介の不動産屋さんと物件周辺に住む現地の人、両方に直接聴いておくと良いでしょう。  

特に現地の長老に、過去の災害状況を尋ねると、後々に後悔がありません。

それと空家や中古の田舎物件市場が安価で盛況ですが、あくまで、DIYを楽しむ心意気ががないと大変です。  

田舎は自然と共存する生活なので、敷地内に野生動物(いたち、たぬき、鹿など)が侵入して畑を荒らしたし、古民家なら厳冬の支度の対策も創意工夫をし家族ぐるみで出来ないのなら、有料で都度、専門家に頼むのが良いでしょう。 

家のメンテナンスが面倒なら、初めから、田舎でもそれなりの物件、築浅の中古物件か新築を購入しましょう。 

※子供の学校の年度が変わるけど、まだ、物件が決まらないと焦っている家族には、お試し移住とか賃貸をおすすめする。

そこから現地でじっくりと物件を探せば良い。 

週末田舎暮しから定住へ、地方移住計画の3つのポイント  30代からの長期計画 @栃木那須高原 ←こちらも要チェック!

●③移住先の人間関係に馴染むためには、まずは挨拶から。 

田舎へ移住して、人間関係に悩む人もいるが、まずは、挨拶をすることから始めましょう。 田舎の人は素朴て親切な人が多いので、すぐ馴染んてくれます。 
地域に溶け込むにはまずは挨拶から

今は、移住者大歓迎の自治体が多いので、事前に、現地を訪問したり先住のアドバイザーに話を聴いたりして不安を払拭できるでしょう。 

が、そうでない限界集落などを希望されて移住される方は、一般論を話します。 

田舎での人間関係は良くも悪くも濃厚です。 

特に高齢者が多い地域では、都会のそれとは真逆で、お隣さんが突然、野菜の差し入れを持ってきたりします。  

不在なら軒先に置いていったりもします。 

これはほんの親切心なのですが、田舎暮らし初心者で、そんなお付き合いに慣れない時はびっくすることもあります。 

なぜなら、田舎の人達は、昔から狭い集落で厳しい自然と共存し助け合って生きてきました。 相互扶助の精神が根付いています。

これはとても重要なことですので、地元の文化や風習は尊重するようにしましょう。 

田舎に限らず、人間関係に悩む人は、まずは積極的に挨拶をすることから始めましょう。 

田舎の人は素朴で親切な人が多いので、すぐ馴染んでくれて身内のように大切にしてくれます。

人間関係が楽になる移住  →過去ブログでまとめてあるので要チェック!

また、 地域のイベントや集まりが多い。現地での人脈作りについてのブログもあります。 

●④多少の生活の不便さには、創意工夫で乗り切ろう。

田舎での厳しい自然との共存も創意工夫で乗り切る心意気が大事だ
田舎での厳しい自然との共存も創意工夫で乗り切る心意気が大事だ

交通網に関しては、公共交通機関のバスなどは平日は朝、夕計8本、それ以外は4本も満たないと思ってください。 

田舎は車が必須、おそらく、軽トラが一番、フットワークが良いので相棒代わりになるでしょう。 それは初めから覚悟してください。 

しかし、車があれば、今や、田舎でもホームセンターやスーパーも車で10分くらいのところが多いし、ネットスーパーも一一般的なので、10年前とは様代わりして、不便は感じません。 

田舎に住んでいて、生活の不便さを感じることは、、地元の人は、家族や周囲の人達と、創意工夫で乗り切ってます。  

ただ、医療機関に関しては、都会ほど専門医が少ないので、自分でメンテをする必要があります。 

が、田舎暮らしで、ストレスが減りそれが特効薬になり健康を回復したという話も良く聞きます。 

 ※田舎のQ&A交通手段を考える必要がある  →過去ブログでまとめてあるので要チェック!  

●⑤田舎は車が必須で複数台持ち、その出費が多いが、意外と多方面で節約出来るので心配は要らない。

 

田舎は一世帯複数の車所有が当たり前だ。

公共交通機関が発達した都会では車は贅沢品ですが、が、田舎では車は生活必需品。 

通勤、仕事には、必ず車を使います。 

だから、家族で複数台所有するのが一般的です。 

その分、確かにメンテにお金がかかります。 

が、その反面、田舎は刺激も無く、娯楽やコンビニも少なく、つきあいの外食、装飾代、衣類代も減り、美容代等も都会ほどかかりません。

又、子供の習い事、塾の費用についても、自宅開業の先生が多く、都会のビル賃貸での塾よりは安い。

田舎は公立(高校まで)が優勢なので、都会ほど親の私学熱も無く、教育費は安い。

※自然に、節約志向になった私の暮らしについて述べます。

私は地方都市へのU-ターン組ですが、、先日、LED電球が切れました。 

近くのヤマダ電機で見たら1700円、その場で同じものをスマホで調べたらアマゾンで1100円(送料無料)だったので迷わず、ポチリました。  300円相当の小物でも、送料無料のネット通販を利用します。 いやはや、便利になったものです。 

地方都市にUーターンし、もちろん車生活なので、メンテナンス(ガソリン・保険・定期検診・車検等)にお金がたっぷりかかります。 その分をこうやって節約してます。  

自然に身について行きます。 ありがたいことですね。   

⑤都会ほど、仕事は選べないが、探せば必ず、妥協できる仕事が見つかる。 


田舎は、都会に比べ人口も少ないため、求人数も少ないと思われるので、自分の希望する職種がそもそもない場合があり事前のリサーチが必要となってくる。 

田舎では絶対にない職種はマスコミ関係の現場仕事だろうが、それも、二拠点生活でオフを田舎で楽しむのも気分転換にはもってこいだ。

又、田舎でもハローワークはある。 

おもな求人先は、巨大ホームセンター、スーパー、製造業だろうが、医療介護業界も慢性的に人手不足で狙い目だ。 人のお役に立ちたい、地域貢献したい人には向いている。   

その他、自営で移動販売、店を経営することも出来るが初期費用が意外とかかるのでリサーチはしたほうが良い。

自宅でPC環境さえ整っていれば、フリーランスでwebライター、や、ホームページ制作などのリモートワークは沢山ある。 

田舎には仕事が少ないのか ブログも要チェック!

又、具体的な仕事の内容は”田舎暮らしのお仕事講座” にもまとめてあるので要チェック!

  

✅まとめ

田舎への移住で事前におさえておきたいポイントとは、第一には、一緒に生活を共にする家族とは移住の目的と場所に関して合意することで、これがないと、前には勧めません。   

移住地の物件選びは時間をかけて、慎重に慎重を重ねてリサーチして決めること。

移住後に現地の人との人間関係に悩まない為に、最優先にすることは、近所周りの挨拶を早めに済ませる。 

順序としてはまずは地元の長に、顔見せに行く。 

おそらく、その村の色んなしきたりや文化を教えてくれるはず。 

人口の少ない集落の村ならほぼ、その村のこと、世帯のことを知っているだろう。  

あらかじめその情報を知ってから、近所の人に挨拶にいくと、馴染みが早くて溶け込むのが早いだろう。  

田舎は車が生活必需品だ。メンテにお金はかかるが、その分、 田舎は、刺激が少なく、娯楽も少ない。

つきあいの外食代が減るので、その分、節約できるので心配はいらない。

仕事も、探せば妥協できるところが沢山あるはず。  

移住前の準備周到は望ましいが、過度に心配しても仕方がなく、取越苦労に終わることが多いのも人生。 多くの人は現地で実際、トライアンドエラーを糧にして、創意工夫で困難を乗り越えて逞しくなり、田舎暮らしを満喫している。

要は、自分が積極的に、現地の生活に馴染むように努力も必要だが、家族で同じ方向を向いて、前向きに生きていけば、どんな困難も克服できるはず。 

あなたの移住に、幸あれ! 

 





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2023.03.26

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