古民家とは古民家の特徴|販売用古民家|移築用古民家

販売用古民家

売買対象としての古民家
売買対象となっている古民家はおもに農家住宅です。建物の魅力だけではなく、周辺環境が良い物件が多いのでこの点からも根強い古民家ファンはたくさんいらっしゃいます。

古民家を購入する際の注意事項
古民家はあくまでも中古の不動産売買です。契約時の一般的な注意事項に留意しながら取引すれば特に問題はありません。しかしながら、古民家特有の特殊な事項も若干ではございますが存在します。

  1. 多くの場合、購入後にはリフォームが必要になります。売却の直前まで住んでいた住宅であっても、水回りは昔のままのことが多く、特にトイレに関しては水洗に慣れた都会人にとって必ずと言っていいほどリフォーム依頼の多い箇所になります。部材がいい物件の場合は構造体さえしっかりしていれば、他の箇所はほぼ新築に近いリフォームをする場合もあります。低価格物件の場合には自分でリフォームを楽しんで費用も浮かせる方もいらっしゃいます。
  2. 古民家に関する歴史的な建築上の特殊性をよく理解してから購入すべきです。建築基準法に照らした古民家の技術的な評価基準は未だ研究段階にある部分が多いのですが、少なくとも基礎に石ころが使われていても決して驚かないでください。むしろ、その石がずれていないか、その下の地盤が乾燥していてしっかりとしているかなどを見極める冷静さの方が大切です。しっかりとした地盤にどっしりと置かれたその礎石はがっしりと組み合わされた柱と梁と相まって、近代的工法に基づいてつくられた基礎にも負けない強度を持っているものです。古来工法にならい釘を使わずにほぞをかみ合わせて作った家は構造材同士が有機的に機能し、見事に調和したうえで結合しているのです。その素晴らしい状態をたとえるならば、日本という湿潤な風土に適応し、まるで生き物であるかのように古民家自身が湿度調整を巧みに行ない、自然に逆らわずに呼吸しているようなものなのです。ですから、くれぐれも隙間を全て塞いでストーブを焚くような愚は冒さないで欲しいのです。現代においては温故知新の精神を理解し、実践できる方こそが最も古民家物件に住まうにふさわしい方であるということになるのかもしれませんね。その意味では古民家は住む人を選ぶ、繊細な物件だと言えるような気がいたします。

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