いろいろ野菜のバーニャカウダ‏

震災から月日が流れますが、、、今日この頃。
いまだに中規模の地震があり、先の見えない計画停電にビクビクしつつも、だいぶ冷静さ
を増した日常を送れるようになりました。
被災地の方々は、いっときのこの日を忘れることなく、日々を過ごしていらっしゃることと思います。

また、ご自身には被害がなかったものの、ご親族が被災地にいらっしゃる方々
のご心痛はいかほどのものか……。今、自分に出来ることを考えたとき、スー
パーの品物を買いだめすることなく、自分で育てた野菜を愛情をもって食べよう
と思いました。

ここ群馬県でも、当時はほうれん草やかき菜などの葉野菜は基準値を超えて出荷停止
になり、家庭菜園で作ったものもできるだけ口にしないようにとの掲示が出てい
ます。

「よく洗い流せば大丈夫」とか、「食べてもただちに影響がでるわけではない」な
どの情報も流れてくるため、実際に口にするかどうかは本人次第なところが多分
にあり、とても難しい問題です。

愛情をこめて育てた野菜を捨ててしまうのは心苦しい…。
でも、「ただちに影響はない」といわれても、これから先何十年も生きる子どもた
ちへの影響はどうなのか?

私自身はよくてもお腹の中の子どもの将来は守らなければならないので、危険性
が高いとされる葉野菜は避けて、収穫済みの野菜や根野菜をよく水洗いして、皮
を厚めに剥いて食べるようにしました。

今日もまだ冷たい風が吹いていますが、春は確実に近づいています。

蒔いたばかりのトウモロコシの種や、収穫できないために育ちすぎてしまった
葉野菜たち。
せっかく始めた家庭菜園をこれからどうしたらいいのかわからずに過ごしてい
ますが、変わらないのはこれからもこの土地で生きていくということです。
せめて心の中だけは、慌ただしい情報に流されることなく穏やかに過ごしたい
ものですね。

☆いろいろ野菜のバーニャカウダ

<材料> 作りやすい分量
・にんにく…………3、4片
・アンチョビ………30g
・オリーブオイル…50cc
・生クリーム………100cc
・ブラックペッパー…適量

<レシピ>
①半分に切り、芽をとったにんにくを小鍋で柔らかくなるまで茹でる。
②柔らかくなったにんにくとアンチョビ、オリーブオイルをフードプロセッサーにかけて、
なめらかになるまで混ぜる。
③②を小鍋に移し火にかけ、生クリームを50cc程度から味を見ながら加えていく。
④ブラックペッパーで味を調えて出来上がり。

◎フォンデュ用の容器に入れて火を灯せば、計画停電中もお洒落な雰囲気になって楽しめます。

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2023.03.30

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