海の仕事編-漁師になるには

あこがれと夢だけで、田舎暮らしはできない

あこがれの田舎移住。しかしその前に、「決断」しなければならない事がいろいろあります。あこがれと夢だけで暮らせるほど田舎暮らしは甘いものではありません。田舎暮らしを考えるとき、まず頭に浮かぶのは「仕事」ではないでしょうか。田舎で生活するためにはどうしても収入が必要ですし、仕事の種類によって地域選びも変わってくるからです。

サラリーマンなら地元企業へ転職ができれば一番いいのでしょうが、長引く不況の影響で、地方の就職状況は都市部以上に厳しいといわれています。給与レベルも都会に比較すると低くなります。どうしてもという場合は、医療・福祉介護など慢性的な人手不足の業界に狙いをつけるのもよいでしょう。

ペンション、民宿、喫茶店、レストランなどの経営者として独立するという手もあります。最近はインターネット普及により地元特産品の通販サイトを運営するなど自ら起業する例も増えています。しかしいずれの場合も未経験者がいきなり手を出しても長続きしない危険性があります。

ハードルは高いが一生仕事ができる

そこで今回は、最近注目度がアップしている「海の仕事」について考えてみましょう。「海の仕事」というと、代表的な職種といえば漁師です。サラリーマンには定年があり、しかもいつリストラの憂き目に遭わないとも言い切れません。そこで歳をとって働ける漁師を目指す人が増えています。

漁業に就職するには、漁船の乗組員からスタートするのが一般的です。船員職安に登録し、求人票を閲覧して直接申し込む方法もありますが、移住したい都道府県の漁業就業者確保育成センターに相談するほうが効率的です。

移住先が決まっていない、まだどんな職業に就くのか迷っているという人は、「全国漁業就業者確保育成センター」を利用してみましょう。こちらでは漁師になるための基礎知識をはじめ、全国の自治体の漁業体験情報や支援制度の情報、漁業体験談、就業情報が掲載されています。

漁師の場合は簡単に独立できず、船を所有するにも数百万円の資金が必要になります。たとえ船を持っていても係留する漁港や市場などを確保しなければなりません。しかも操業するには船舶免許、漁業無線、組合員資格や知事免許なども必要になります。

したがって未経験者が漁師を目指すには非常にハードルが高いのは事実です。それだけに支援制度・研修制度の有無、各種資格の取得方法やそれに伴う費用などを含めて事前の情報収集は慎重に行いたいものです。

 

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2022.02.1

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