フリーランス編、田舎暮らしでの仕事

◆田舎暮らしにフリーランスは最適!

 

コロナ禍でリモートワークが定着し、快適なネット環境があれば自宅にいても十分仕事が出来ることが証明されています。

又、通勤地獄から逃れ、様々な働き方が誕生しており、中でもフリーランスと言う働き方に注目が集まっています。

又、一昔前のSOHOという言葉をご存知かと思います。

SOHO。「Small Office Home Office」(スモールオフィス・ホームオフィス)の略で、IT(情報通信技術)を活用して事業活動を行っている従業員10名以下程度の規模の事業者のことを指しますが、今ではフリーランスから法人化する人も増えているので、すっかり死語になりつつあります。

そこで、自宅において仕事をする手段として、

(1)起業型→フリーランスから法人化することも可能
独立して自分の会社・事業として本格的に取り組むスタイル

(2)自宅作業型→フリーランス
クリエイティブな仕事を自宅でやるスタイル、仕事はクラウドワークスなどから受注することも可

(3)余暇時間活用型
主婦が家計を助けたり、お小遣いを稼いだりする内職スタイル

(4)アルバイト・副業型
会社勤めをしながら、副業として家で収入を得るスタイル

(5)資格型
資格取得者が個人で事務所を構えるスタイル

などがあり、その仕事の種類も、

(1)事務系
経理代行、データ入力、秘書代行、電話代行他

(2)クリエイター系→フリーランス
テープ起こし、翻訳、ライター、校正、イラストレーター、グラフィックデザイナー、DTPオペレーター他

(3)PC技術系→フリーランス
サポート業務、プログラミング、ソフト開発他

(4)WEB系→フリーランス
Webデザイナー、サイト運営他

(5)建築系
CAD、トレース、設計、模型作り他

(6)アパレル・クラフト系
和裁・洋裁、リフォーム、アクセサリー製作他

(7)資格職系
書士・社会保険労務士・ ファイナンシャルプランナー・その他のコンサルタント

など実に多岐に渡ります。

▲パソコンやインターネット環境があれば独立開業ができる。

フルーランスのメリットは、インターネット環境があれば、どこでも仕事ができ、定年などの年齢制限がないことです。

満員電車に揺られる必要もなく、先輩や同僚とのわずらわしい付き合いもなく、自分のペースで仕事ができる。まさに田舎暮らしを目指す人にとっては理想的な仕事環境ともいえます。

◆メリットがあればデメリットも

 

メリットがある反面、様々なデメリットもあります。フリーランスの場合、企業や自治体などからの外部委託されるケースがほとんどです。社員ではなく外注スタッフという立場ですから、

(1)社会的信用度が低い

(2)仕事の責任を自分一人で負わなくてはならない

(3)電話応対を含めた経理雑務も自分でこなさなくてはならない

(4)病気やケガなどに対する生活の保障基盤がない

(5)収入が安定しない

といったデメリットがあります。

やはり社会的な信用度が低いというのが最大のネックです。収入もサラリーマンのように給与として毎月決まった金額を受け取ることはありません。月30万円の時もあれば5万円の時もあるなど、毎月変動が起きてしまいます。

実績を積み、ある程度の売り上げが計上できるようになれば社会的信頼度がアップしますが、最初の頃はゼロに等しいといってよいでしょう。当然、金融機関からの借り入れ困難です。

もちろん雇用保険や労災保険といった制度に加入することは原則的にはありません。つまり仕事がなくなったときは何の補償もないのです。

したがって、安定した収入を得るためにも、自分自身のスキルアップを図るともに、今までの自分の経歴や仕事の実績など自己アピールできる素材を用意して、自分を積極的に売り込む必要があります。

フリーランスで生計を立てるというのは、経営、営業、実務、雑務を全て自分でこなさなければならず、想像以上に大変なことであることを肝に銘じてください。

 

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2021.12.8

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