農業編-花卉栽培

◆就農初心者や女性にも人気

花卉栽培農家とは生花店などに卸す花を栽培する仕事です。比較的小面積から始められるので、サイドビジネスとして、また、田舎くらしを志望する新規就農者や女性に人気があります。
栽培した花などを市場に出荷したり、農場で直接販売したりするほか、花束やアレンジメントをコンビ二やホームセンターに卸している農家もあります。

花卉栽培農家になるには、
(1)各都道府県の新規就農支援センターなどに相談
(2)就農条件にあった土地を紹介してもらい、将来の経営企画を作成し、知事の認定を受ける
(3)農業大学、先進農家などで研修
(4)新規就農支援センターに就農を申請
といった手順をとるのが一般的です。

▲生花店には四季折々の花々が並ぶ。

花卉には、切り花として出荷するもの、鉢植えとして出荷するもの、花壇用に苗物として出荷するもの、花木類、球根として出荷するもの、芝などの地面を覆う植物など、多くの種類があります。

管理が適切でなかった場合、途中でうまく生育しなかったり、害虫被害などに遭い、商品にならなかったり、ひどい場合には枯死してしまうこともあるため、栽培には細かな配慮が必要です。

それだけに土作りから種まき、水やり、温度管理など、その花に適した技術やノウハウが必要ですが、コツをつかみ技術を磨けば効果的に繁殖させることができます。現在人気のミニ観葉植物を少スペースで大量栽培したり、手間と時間はかかりますがシュンランなど珍しい品種はかなりの高値で取り引きされています。

◆現場研修は技術習得と人脈つぐりの場

花卉栽培農家にとって一番に必要なのは、花卉生産技術の修得です。農業大学や通信教育を受講するのもいいですし、各都道府県の新規就農支援センターなどに相談すれば研修を受け入れてくれる農家を紹介してくれるケースもあります。

花卉栽培の現場を体験することは、技術習得の面だけでなく、人脈作りという面でも非常に役立ちます。初めての田舎暮らしで、しかも初めて花卉栽培するのですから、悩みやトラブルはつきものです。そんなとき相談にのってもらえる先輩がいることは、精神的にも大きな支えになるはずです。

また花には流行があり、景気にも左右されやすいため、収入の安定をはかるのは難しく、安定するまでに3~4年かかることも珍しくありません。自治体によっては就農支援制度により、援助金が受けられる場合もあるので、前もって確認しておきましょう。

▲(社)日本花き生産協会では各種研修を行っている。

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2021.12.5

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