ペットの仕事その2

◆ペットも人間同様に高齢化している

超高齢化社会を迎えようとしている日本。それは人間の世界に限ったことではありません。ペットの世界にも、高齢化の波が押し寄せてきています。

そこで注目されているのが「動物看護師」という資格です。動物病院などで動物の診療や治療を行う獣医師のサポートを行うのが主な役目です。具体的には受付や診療補助、検査、入院中の動物の看護、手術補助、調剤など、その業務は多岐に渡り、幅広い知識や技術が要求される仕事です。

動物看護師は、獣医師のような国家資格ではなく民間資格です。そのため、かつては様々な団体がそれぞれの課程で養成していましたが、動物看護師の社会的な認知と地位向上を目的に、2012年(平成24年)からは、「動物看護師統一認定試験」(動物看護師統一認定機構)が実施されるようになりました。

受験資格は、同機構が認めたコアカリキュラムに基づく「動物看護学」の学科、あるいはコースのある専修学校・大学において、必要単位を修めた者という規定があり、従来に比較するとハードルが高くなっています。

▲ペットの高齢化も深刻な問題になりはじめている。

◆複数の資格を取得し、新しいビジネスを立ち上げることも

動物看護師の有資格者の勤務先としてまずあげられるのは、医療機関です。個人経営のペットクリニックをはじめ、複数の獣医師を置き、入院設備のある比較的規模の大きい動物病院などが中心となります。

このほかでは、ペットショップやペットホテル、ペット保育園、動物保護機関など。さらに、動物が障害のある人やお年寄りを癒すペットセラピーの見地から、社会福祉施設などでも注目され、その活躍のフィールドは広がっています。その点でもこれから田舎暮しを考えている人で、動物が好きなら取得しておいて損はないでしょう。

とはいえ、高い専門性が必要とされるわりには、待遇面では恵まれているとはいえないようです。年収は300~400万円が相場といわれています、地方になると月収で14~15万円程度となってしまうところも少なくありません。動物看護師として勤務することになる職場には様々なところがあり、その職場によって、給料が大きく異なってしまうのが現状です。また、勤務時間も不規則で、急患や手術があると残業が当たり前ということも珍しくないようです。

今後、ペットの高齢化にともないペットの老後、介護、そして看取るということも増えることは間違いありません。ペットの医療的なケアができる動物介護士へのニーズとともに、その存在価値も高くなるでしょう。さらにトリマーやペットシッターなどペットに関する他の資格を併せて取得することでスキルアップが図れ、将来的には独立することも可能です。ペット介護士を通して、自ら新しいビジネスを立ち上げていくというのも、田舎暮らしするうえで夢のある選択肢といえるでしょう。

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2021.12.1

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