寒くなりました。
が、先日、温かい日よりだったので、山へ柿を採りに行ってきました。
里で実った柿より、山柿の方がおいしいと聞いたからです。あけびがよくなっているところの近くに柿の木があるのを知っていたので、そこへ行ってみました。
今までは「渋柿は、食べられない」という観念があり、採ろうという気はありませんでした。でも、山柿を干し柿にすると、栄養が豊富という話を聞いて、作ってみたくなりました。
食物繊維やカロチンが豊富で、抗酸化性のあるビタミンCもたくさん含んでいるというのは、すごいことですよね。
でも、高いところになっているので大変でした。棒を振り回したり、木に登ったりしてほとんど野生の猿のように動いて採りました。
これで「干し柿」を作れば、保存食にもなりますし、おやつにもなります。そのうえ美容にも良さそうです。
《材料》
・山柿(ある分)
・ひも(長めに必要:細めのひもの方が結びやすい)
《作り方》
①柿は、枝を少し残した状態で収穫してきます。
②よく洗ってから、頭頂部から皮をむいていきます。
(少しも残さないように、厚めにむきましょう。)
③残した枝の部分にひもを結びつけていきます。
(枝がない場合は、串に刺すなどして工夫しましょう。)
④軒下などの風通しがよいところにつるしておきましょう。
冬の冷たい風が、山柿の渋を抜いてくれ、甘くしてくれます。出来上がるまでに、だいたい1ヶ月以上かかりますが、このおいしさときたら!!!
道の駅で売っている物よりもおいしいと自画自賛してしまうほどです。ちょうどいい甘さと見た目のきれいさにもうっとりです。山柿の渋さは、ハンパないものですが、干し柿にするだけでこんなに変わるなんて。作って正解でした。
でも、翌日の筋肉痛は、予想外にひどく…。数日間悩まされました。でも、苦労した甲斐があったと感じるほどのおいしさです。
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