4月に入ったというのに、風がまだまだ寒いです。
暖かくなったら、野草で何を作ろうかと図書館に通っている毎日です。
そんな時にふと思い出したのが、「赤毛のアン」。
この本の中には、様々な料理がたくさん出てきます。アンが摘んできたさんらんぼをパイにしたり、くるみ入りのケーキだったり…。
その中でも春の最初に作る「たんぽぽ酒」を子供のころから、作ってみたいと思っていたことを思い出しました。
数日あちこちを探し回って、たんぽぽを採ってきました。
《材料》
・たんぽぽ(25g)
・氷砂糖(80g)
・ホワイトリカー(350cc)
《作り方》
①たんぽぽは花の部分だけ摘んで、水でよく洗う。(虫やごみなどが残らないように念入りに洗うこと)
②キッチンペーパーなどで軽くふいた後、新聞紙の上に広げて1日陰干しをする。
③煮沸消毒したビンに、氷砂糖・たんぽぽ・ホワイトリカーの順に入れる。
④きちんとふたを閉め、暗くて涼しいところに置いておきます。
⑤時折砂糖を溶かすために、ビンをふりましょう。
今はまだ飲めませんが、だいたい2~3ヶ月後には飲み頃になります。今回はたんぽぽがあまり咲いていなかったので、小さめのビンにしましたが、もっと暖かくなってたくさん咲いたら、2ビン目を作りたいと思います。
もう少し甘さが欲しい場合は、はちみつを入れてもいいようなので、次はハチミツをいれたバージョンで作ってみようと思います。
飲むときは、水やサイダーで割ったりします。飲めるようになるまでが待ち遠しいです。
たんぽぽ酒には、胃腸を助ける作用や虚弱体質に効果があるそうです。中国では漢方薬の1つとして捉えられているようですし、ヨーロッパでも食用として昔から食べられている野草の1つです。
でも、こうやって春の訪れと共に何かを作っていけるのは、楽しい事であり幸せを感じることでもありますね。
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