田舎でのお仕事はまずは高齢者の生活支援を担う介護職の仕事があります。
高齢化率の飛び抜けて高い日本において全国津々浦々、介護現場の仕事の求人は限界集落までもありハローワークやちらしも求人広告も昨今では大部分が介護の求人で溢れており、完全な売り手市場となってます。
それゆえ、求人の年齢制限無し、経験の有無も問われず、男女問わず仕事に就き易い職種の筆頭かと思われます。現場では60代以上が現役で生き生きと働き、高齢者介護を担っているのです。
高齢者介護とは、要支援以上の方が国からの支援(介護保険制度)を利用し、地域でその人らしく生きるために生活支援を提供することです。 介護保険が使える年齢は40才以上となっており、おりしも介護保険支払い開始年齢と重なっています。
介護保険を使いたい場合はまずは国の高齢福祉問題を解決する為に開設された地域の地域包括センターに連絡することから始まります。 まずは、相談員からの現状聞き取り調査からですので、具体的な解決策をケアマネジャーと共にアセスメントとして作り上げ、その人に適した介護プランを作り、介護保険証が発行されます。
介護職はこの利用者様のアセスメントに基づいて仕事を行使して行きます。
仕事の場は入所系の施設、訪問、昼間のリハビリに通う送迎付きのディサービスと多岐に渡ります。
仕事の内容は家事援助が主な生活支援と身体介護に分かれます。
家事支援は主に、訪問介護が担います。 内容は要介護者の家事全般の生活支援、調理、買い物、洗濯、掃除、外出付添と広く浅くと行った感じで要介護者はまだ、介護度は要支援程度で低いです。
身体介護の場合は介護度が高い方が対象で訪問介護も担いますが、安全面を考慮すると施設入所という選択肢もあります。 内容は、着替えの支援、排泄介助、入浴介助、食事介助が主で、これらは介護技術が伴います。 それは、加齢や病気で身体的機能が衰え麻痺がある場合が殆どなので、介護者はそれに最新の注意を払い、まずは個別介護プランやアセスメントに基づき、利用者様に最適な介護を施し、ヒハリハットや事故報告も法令遵守で義務付けられております。
施設については、入所系の施設とは大きく分けて公的支援が入り比較的安価に入れる特別養護老人ホームとそれ以外の有料老人ホームがあります。
有料老人ホームには認知症対応の少人数で家族的な雰囲気のグループホーム、住宅型有料老人ホーム(賃貸で訪問ヘルパーが生活支援を担う)、サービス付き高齢者住宅(要支援から入所出来、最近では特養へ入るまでのつなぎで利用している方が増えている)、介護付き有料老人ホーム(医療法人が経営しているケースが多く介護度は高い)
そして、60才以上で自立の方でも入れる高齢者賃貸系のケアハウスもあります。
次は、施設系の内容をお話します。
介護職: 高齢者施設で働く
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