暑中見舞い申し上げます。
連日40度にせまる勢いの日本の夏
皆様 体調管理 気を配っていることと思います。
こまめな水分補給と栄養満点の夏の食材で夏を乗り切りましょう。
そこで、自家製ささげを使った調理を投稿者の佐藤さんが紹介してくれます。
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さて、少し前のことですが、無事に次男のお宮参りをすませることができました。
お祝い事や季節の行事の度に炊かれるお赤飯。
この日も、朝起きると母が準備してくれていました。
赤い色には邪気を払う意味があるそうです。
関西人の主人いわく「お赤飯の豆は小豆だと思ってた」そうですが、小豆は
煮ると裂けて“切腹”を連想させてしまうため、武家の影響が強い関東では
ささげを使うのが一般的です。
このささげも、うちの近隣では自家栽培している家が多くみられます。
うちでは五月に種蒔きしたささげが収穫も終わりをむかえています。
莢が緑色から黄色に変わったら収穫の合図。
ひとつひとつ手摘みして、むしろに広げて天日に干します。
毎朝日なたに広げて、雨が降ったときや夕方日が沈んだらサンルームに取
り込む作業の繰り返し。
だいたい一週間から十日ほど続けると、莢がカラカラに乾きます。
莢が乾いたら、手で揉んで豆を取り出します。
この作業には一歳十ヶ月の長男も参戦。
(意外と上手に莢を剥いてくれます。すぐに飽きますが。)
豆だけになったものを更に数日干して、ゴミを取り除けばお赤飯に重宝する
乾燥ささげの出来上がりです。
空の一升瓶に入れて冷暗所で保存すると、虫がわかずに長持ちするとのこ
と。
豆栽培は他の野菜のように収穫したらすぐ食べられるというわけではなく、
手間暇がかかります。
豆だけにマメでないと続きませんが、自分の家でとれたささげを使ってお赤
飯を炊くと、やはり嬉しさも倍増します。
<材料> 5~6人分
・もち米…………4カップ
・白米……………1カップ
・ささげ…………1/4カップ
・重層……………ひとつまみ
・塩………………小さじ1
・砂糖……………大さじ1と1/3
<レシピ>
①[前日の下準備]
鍋にささげと300ccの水を入れて沸騰させ、あくがあがってきたら煮汁を
全部捨てる。
再度鍋に300ccの水を入れ、弱火で15分炊く。途中沸騰したら重層をひ
とつまみ入れる。
豆と煮汁を分けて冷ます。
もち米は洗って水につけておく。
②[当日]
白米を洗い、水につける。
③もち米と白米をザルにあけ、炊飯器に移す。
①の豆と煮汁を入れて、内釜の「おこわ」5合の線に足りなければ水を足す。
砂糖と塩を入れてひと混ぜする。
④炊飯器のメニューを「おこわ」にしてスイッチオン。
⑤炊きあがったら、豆をつぶさないように混ぜる。
※出来上がったお赤飯に好みでゴマ塩をふってください。
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